ポルシェ997に車高調を取り付ける際、PASMエラーが出る時の対処法

ポルシェ997に車高調取り付けでエラーが出る原因
ポルシェ997に車高調を取り付けたらPASMの警告灯が点灯したという方は、取り付けた車高調がPASMに対応していない車高調である可能性があります。
PASMはショックアブソーバーの減衰力を自動で調整してくれる機能です。
取り外したサスペンションをよく見てください。
PASMを装備した997であればコネクターがあると思います。
基本的に現代の車はあるべき部品がない場合、エラーが発生します。
車高調を取り付けたらPASMエラーが出たという方は、今から言う対策を行うことでエラーを消去することができます。
PASMエラーの解消方法
キャンセラーの取り付け
まず最も簡単な方法はPASMキャンセラーを購入することです。様々なメーカーからポルシェ997用のPASMキャンセラーが販売されています。
このキャンセラーを元々あった線にかますことで、エラーは解消されます。
キャンセラーは約4万円から6万円の間で手に入ります。
コーディング
997のPASMエラーはコーディングで解消することができます。
左ハンドルの車であれば助手席足元の右奥のカバーをめくれば、PASMコントロールモジュールがあります。
そのコントロールモジュールのコネクターを外し、さらに コーディングをすることで PASMエラーをキャンセラーなしで解消することができます。
この方法であれば基本的には工賃のみで済みます。
YouTubeで簡単な解説をしていますのでご確認ください。
いかがでしたでしょうか?
997 世代のポルシェも、すでに電子化が進んでおり車高調を取り付けるだけでもひと手間必要です。
しかし997のいいところは発売からすでに年数も経過しており、こういった キャンセラーなども豊富に取り扱われているのはメリットかと思います。
車高調の取り付けに悩まれていた方がこの記事で少しでも解決に向かっていただければ、嬉しい限りです。