【ポルシェ997の前期と後期の違い】見分け方を専門店が解説します

兵庫県のポルシェ専門店ワンフォア(WONDER four AUTOMOTIVE)です。
997型のポルシェ911の違いについて質問されることも多いので今回は見分け方や違いについて解説していきます。
この記事を見れば一発で前期か後期か見分けられるようになるので是非最後まで読んでくださいね。
997の前期と後期の大きな違い
ポルシェ997型の前期は2005~2009 後期は2009~2012となります。
2009年は前期最終モデルと後期初期モデルが混在しているので中古車を購入するときは注意が必要です。
前期と後期の大きな違いは大きく2つあります。
1つはエンジンが新しくなったこと。(直噴エンジンに変更)
もう一つトランスミッションがティプトロニックからPDKに変更されたことです。
997ターボの場合は3.6Lから3.8Lに変わっています。
外装で997の前期と後期を見分ける方法
エンジンやトランスミッションが変更されたと同時に外装も若干変更された部分があります。
外装だけで初心者でも簡単に見分ける方法をご紹介します。
997カレラ系の場合は主に前後のライト形状で見分けがつきます。ターボはリアを見ることで分かります。
まずは前期型のフロントを確認してみましょう。

前期モデルはヘッドライト下のウィンカー部分がフロントバンパーのエアインテークよりも横幅が大きくはみ出ています。
次に後期です。

後期になるとウィンカーの横幅がエアインテークと同じになっています。
これは前期と後期をフロントから見分ける最大のポイントです。
注意点としては997前期のバンパーを後期バンパーに変更している場合があるので注意してください。
次にリアを見ていきましょう。

997前期のテールライトはこのような形状になっています。
ライトの下側が横方向にまっすぐ伸びています。

こちらが後期のテールランプです。
いかがでしょうか?後期のテールランプは下側が途中から斜めに切り込みが入ったような形状になっています。
これが997の外装だけで見分ける方法です。
しかしこれだけでは確実とは言えません。
先ほど説明したようにバンパーを変更している車両も結構あるので、内装もしっかりと見る必要があります。また、後期の場合はLEDに変更されていますがこれは前期でもLEDに変更できるので形を見たほうがいいです。
内装で997の前期と後期を見分ける方法
次に内装で見分ける方法をご紹介します。
外装よりも内装を見たほうが初めのうちは簡単です。
まずは前期の内装を確認してみましょう。


こちらが前期の内装です。
ハンドルとセンターのスイッチパネル、シフトノブに注目です。
前期の場合はハンドルのシルバー部分(変速スイッチ)に写真では見にくいですが分かりやすく英語でtiptoronicと記載されています。ティプトロニックは前期のみですのでこのようなハンドルの場合は前期です。また、パドルシフトはありません。
マニュアルの場合はこういった記載がありませんので注意してください。
スイッチパネルやシフトノブも後期の写真と比べてみましょう。
後期↓


ハンドルはPDKの場合この2パターンです。
変速が前面式かパドルシフト式になっています。

シフトノブの根元にはPDKの刻印があります。
PDKは後期からなので分かりやすいですね。

スイッチパネルも前期とは違いブラックになりボタンの形状も変わっています。
今らしいデザインになっています。
このように内装で見分けるならハンドル・スイッチパネル・シフトノブの3点を見るとが分かりやすいと思います。
スイッチパネルに関しては前期でも最終型のみ後期と同じスイッチパネルになっていますので注意してください。
いかがでしたでしょうか?
初心者でもこれ見たらすぐに分かると思います。
カスタムされている車両は外装など変わっている場合があるので自信がない場合は車検証で判断しましょう。
慣れてくると外装や内装が変わっていても雰囲気だけである程度判断できると思います。
まとめ
・外装は前後のライト形状で判断
・内装はハンドル・スイッチパネル・シフトノブで判断
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