WONDER four AUTOMOTIVEが伝える冬の車両管理常識!!(後編)

明石市魚住町の輸入車(外車)・国産スポーツカー特化の整備工場。WONDER four AUTOMOTIVEです。今回は前回に引き続き、冬季の車両管理に役立つ基本常識について見ていきたいと思います。

冬だからこそ、洗車はこまめに。

冬は地域によっては雪がたくさん降る所もあります。車が大気中のPM2.5や各種汚染物質が含まれた雪に当たった後、積もった雪が溶けると、様々なほこりが車に積もります。

また、道路上の積雪や凍結した路面を溶かすための塩化カルシウムを使用しますが、残っている塩化カルシウムが通行する車に跳ね上がり、車両下部を中心に外観、さらには動力系統や各種部品にまで浸透して腐食を引き起こします。 最近発売された車は過去に比べて防錆作業がよくできていて、腐食や塩化カルシウムによる問題発生率も低い方ではあります。

しかし、車両に塩化カルシウムが長時間残っていると、取り除くことも困難になり、いくら防錆作業がよくできている車両でも、腐食が発生することもあるので、冬場は多少苦労しても、車両の足回りやホイール内側をメインに外観全体を周期的に洗車したほうがよいでしょう。

放電しやすい、冬の車バッテリー

寒くなると発生する最も代表的な車の異常は、やはりバッテリー上がりではないかと思われます。 季節に関係なく、個人の運転習慣や車の管理意識の不足により、車の電灯をつけっぱなしにしておくミスにも発生しがちな非常に日常的な事故ですが、冬場はヒーター、熱線などを多く使うことになりバッテリーの消耗が一番多い季節なんです。それにマイナス10度以下の天気では自然放電しやすくなるので、より一層車のバッテリーの状態をよく確認する必要があります。

バッテリーの状態を点検する方法は、バッテリー上部にある透明窓に見える色によって寿命を確認できます。緑が正常、黒は充電必要、灰色は交換必要です。車のバッテリー交換時期は4年から5年程度ですが、もし普段の運行時に大きな問題がないのに理由もなく放電が2回以上続くなら、寿命が尽きた考えられますので、交換が必要です。また、この他にも端子の周りに白い粉が見えると接触不良で性能が低下することがあるので、掃除をしてあげるのもバッテリー寿命の延長につながります。

サイドブレーキの使用を減らす

普段、車を止めると習慣的に詰めていたサイドブレーキも冬場には自制する習慣が必要です。サイドブレーキ内のケーブルを包んでいるゴムが破れて水分が入ると寒い時には水分が結氷する可能性があります。

それ以外にも冬季には特に、タイヤの空気圧磨耗度をチェックし、不凍液冷却水の定期点検、ワイパーは凍っていないか気をつけると同時に冬用ウォッシャー液を使いましょう。また冬は夜が長くなるので、ヘッドライト、ウィンカー、ハザードライト、ブレーキライトなどを含むすべてのライト系が正常作動するのか確認しましょう。 また、氷板道の場合にはブレーキの正常な動作が特に重要なため、ブレーキオイルパッドの点検も忘れないようにしましょう。

今日紹介した内容を参考にして冬の車両管理にさらに力を尽くし、事故を未然に予防しましょう。

また、WONDER four AUTOMOTIVEではライト、タイヤ、ブレーキパッド、エンジンオイルなど基本的な車両検査無料で進行しておりますので、いつでもお問い合わせ、ご来店ください。

以上、明石市魚住町の輸入車(外車)・国産スポーツカー特化の整備工場。WONDER four AUTOMOTIVEでした。

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