明石市魚住町の輸入車(外車)・国産スポーツカー特化の整備工場、販売店。WONDER four AUTOMOTIVEです。最近、当店に整備のお客様が多くいらっしゃいますが、弊社は中古車販売店でもあります。特にポルシェ、アバルトなど輸入車を中心にしていますが、多くのお客様に聞かれる質問があります。
中古輸入車を購入する際は年式を重要視すべきか。走行距離を重要視すべきか?また、年式が古く走行距離の多い輸入中古車を購入してもいいか?
この質問には絶対に大丈夫です。 ダメです。と簡単に返事はできません。状況によって違います。車の種類やメーカー、コンディションによって違う選択をしていただく必要があります。それでは今回は合理的な中古車選びについて調べていきましょう。
中古車は価格!
中古車の最大のメリットは価格です。価格が新車と同じなら誰が中古車を買うでしょうか。 当然中古車市場は価格のために生まれました。新車より安い価格で自動車を買いたいと思う人たちによって生まれたマーケットです。
また、コストパフォーマンスという言葉があります。我々はコスパのいい物を購入することを賢明な消費だと思っています。価格と性能のバランスが良い物を安い価格で買うことは本当に立派な消費です。
しかし、中古車マーケットでは、価格だけで選択しては失敗しがちです。
中古車を利用した詐欺及び犯罪はすべて安い価格で買いたい人の心理を利用しています。特に、古く状態の悪い中古輸入車は価格が相当安くなり、その価格に騙される人も多いです。
ベンツSクラスが100万円以下とか、BMW520dが数十万円で販売しているのを見ると目が行くでしょうね。ところが、価格だけ見て中古輸入車を買ってしまったら後悔するかもしれません。安いのは車体の価格なだけで、修理代はけして安くないからです。
車体の値段よりは修理代のことを考える!
自動車の修理費は部品代と工賃で決まります。輸入車は特性上、部品の価格は高く、修理できるところも多くないため、工賃費も高くなります。
車に問題があった際に、正規代理店は高すぎる、頑張って業者を探しても国産車の修理費の何倍も高いのが現実です。 実際、当店にご来店いただいたお客様の場合、ヤフオクで古いボルボを25万円で購入したが、助手席の窓ガラスが作動しなかったので、修理を出したら10万円だったという話を聞きました。
中古輸入車が安い理由は、国産車とは異なる高い修理費が発生するため、そのリスクによる減価が大きいからです。車両自体はいいものです。
多くの海外自動車メーカーは古い歴史と高い技術力を持っているため、年式の古い輸入車でも同年式の国産車より良い場合も多いです。
特にポルシェ、フェラーリのような名車は年式がどれだけ長く、走行距離が多くても、かなり良いコンディションを持っている事も多いです。結局、年式が古く走行距離が多い輸入中古車を購入してもいいのか? この答えは「安い値段で、整備する部分が少なく、故障しにくい車を選んだらいい」です。この答えは誰でもできる答えですが、ご自身での選択は難しいため信頼できる販売店が必要となるのです。
WONDER four AUTOMOTIVEが、年式に関する中古車選択のノウハウを少しだけ公開致します。
中古車選びには現状がキーポイント!
中古車は販売から10年近く経過した車体も非常に多く、価格に見合わない故障車も多く販売されているのが現状です。
中古車を選ぶ時に、年式や走行距離を気にするかと思いますが、この2つに気を取られすぎて故障個所を細かく見ない方もたくさんいらっしゃいます。
値段が高いから状態がいいと勘違いしてしまわないように、購入前にエンジン音やオイル漏れの状態、ドアノブがゆるくないか等細かなチェックを行いましょう。
実際、走行距離が多くてもきちんと修理されている車がなら低走行のものより状態がいい場合もあります。
修理される時にほとんどは新品部品を使いますから、低走行車よりもよくある故障個所の部品が新しいことも多々あります。
そのため、まずは現状を最優先で確認することから中古車選びは始めましょう。
現車確認を行うことが最も大切です。
中古輸入車の購入に考えるべき値下がり。
どんな車を買っても値下がりはあります。通常、国産車の場合、500万円で新車を買うと1年で50万円から100万円まで、最低でも10%以上の減価が発生します。 新車が3年経つと元の価格の1/3くらい下落し、5年経つと半額まで下がりますが、輸入車の場合はその減価率が特に高く、購入後3年で新車価格の半分まで下がるケースもあります。
また新車購入後5年が経つと各種消耗品や部品に問題が発生し始めます。 結局、中古車マーケットで最も多いのが、この5年以上10年未満の中古車です。
このぐらいの中古車が最もお得に購入できると言えるでしょう。
国内で人気のある輸入車であるBMW、アウディ、ベンツの場合、100万円から200万円の価格帯が特に多いです。
値下がりを気にする方は値下がりのしにくい車種を選ぶことも選択肢にいれましょう。
維持費が高くても、値下がりがしにくい車種であれば売るときに高額な場合も多いので購入前にはどれだけ値下がりが予想されるのかをしっかりと見極める必要があります。
中古輸入車選びのポイント。
まずは販売店の保証期間をチェックしてください。 中古車は新車に比べてたくさんのリスクがあります。
特にエンジン、ミッションの故障は中古車が買えるくらい高額なので、 このリスクを少しでも相殺できるのが販売店の保証システムです。
WONDER four AUTOMOTIVEで販売中のすべての自動車は、最低6ヶ月から最大1年の保証期間が適用されているので安心してご購入いただけます。
たまに1ヶ月という極端に少ない期間の保証や数千キロと定めている中古車販売店もありますが、こういった保証はあってないような物ですのでお気をつけください。
タイヤの摩耗度、製造日付をチェックしましょう。タイヤは車で唯一地面と当たる部分なので、とても重要です。タイヤ側面を見ると、丸い四角の中に4桁の数字が書かれていますが、4桁の数字のうち後ろの2桁が生産年度なので必ず確認してください。輸入車の場合、タイヤ交換だけでもかなり高額になるケースもあるのでタイヤがあまりにも古い、磨耗しているのであれば交換の費用も余分に見ておく必要があります。
浸水の確認も忘れないようにしましょう。最近全国で発生した水害で、浸水車が中古車マーケットには非常に多いです。これをだまして販売しているところも多いのですが、一度浸水した車はどんなにきれいに洗浄したとしても跡を完璧に消すことはできません。エアコンから悪臭がする、車内のボルト連結部位に腐食の痕跡がある、スピーカー内部やシート下部にカビが生えている、などの場合は浸水を疑ってください。シートベルトを端まで引っ張って端部の水垢がないか確認するのもおすすめです。
最後に信頼できるディーラーや販売店で購入することが最も重要です。つまり、どんな車を買うかより誰から買うかがもっと重要です。
車は家の次に大きい人生の買い物です。中古車市場も不動産市場と同じ脈絡であり、金額も莫大ですが、中古車ディーラーは、不動産業者と違って、進入障壁はほとんどありません。
つまり誰にでもできることなので、中古車市場自体が不透明な部分が多いのです。
知ってる人が見ればとんでもない金額なのに、素人はよく分からないまま、問題ある中古車を買ってしまうこともあります。
もちろんこのような方法で販売をする業者は極めて一部ではありますが、全くないとは言えません。
WONDER four AUTOMOTIVEは、お客様に満足していただけることを最優先目標に据えております。
お客様は車が気に入ったら販売店についてあまり深く考えないのですが、中古輸入車の購入に失敗しない一番重要な方法は信頼できるディーラーや販売店を選ぶことからです。
WONDER four AUTOMOTIVEは、「今の利益が少なくても、これからお客様に問題が発生しない車を販売する」という信念で中古輸入車を販売していますので、いつでもご相談ください。
以上、明石市魚住町の輸入車(外車)・国産スポーツカー特化の整備工場、販売店。WONDER four AUTOMOTIVEでした。