明石市魚住町の輸入車(外車)・国産スポーツカー特化の整備工場。WONDER four AUTOMOTIVEです。
皆さん普段車のメンテナンスについて考えることは多々あることでしょう。
一番よくメンテナンスされる項目としてはオイル交換やオイルエレメントの交換ですが、その他にも車にはメンテナンスが必要な箇所がたくさんあります。
今回は車のメンテナンスで忘れがちな箇所についてお話できればと思います。
1.タイミングベルト
タイミングベルトはクランクシャフトとカムシャフトをつなぐベルトです。
クランクシャフトの動力をカムシャフトにつなげる役目を果たしますのでこのタイミングベルトがバルブの開閉に大きく影響します。
このタイミングベルトは一般的に10万キロくらいで交換が必要になります。
なぜなら、タイミングベルトはゴムを使用しており劣化したり切れたりしてしまえばエンジン不動の原因になってしまうからです。
いきなりエンジン止まっちゃったら危ないですよね、、、
特に高速などでは命の危険にも繋がります。
多走行車を購入された方はこのタイミングベルトが交換されているかをきちんとチェックしましょう!
2.クーラント交換、補充
クーラント液は冷却水とも呼ばれていますが、その名前の通りエンジンを冷却する液体です。
エンジンは高熱になるため、冷やす必要性があります。
エンジンを冷やすものが無ければ、すぐにオーバーヒートしてしまいます。
一般的に車検に出すとチェックしてもらえますが、クーラントにも交換時期があり、使用しているクーラントによって交換時期も変わってきます。
安い車検ですと、クーラントの交換などを行わない業者も多いので数年に一回もしくは数万キロに一回交換してあげることでオーバーヒートを予防することができます。
また、クーラントを交換してもホースにヒビがあれば漏れますし漏れればオーバーヒートの可能性がぐんとあがってしまいます。
そのため、定期的に行うメンテナンスが重要になってきます。
車検のタイミングでチェックするのが一番ですが、あまり安い業者に車検を出すとメンテナンスは行われないので注意しましょう!!
3.ブレーキフルード
ブレーキは油圧でキャリパーのピストンを押し、ブレーキパッドがディスクを挟み込むこと設計になっています。
ブレーキフルードはブレーキを油圧で動かすためには欠かせない液体です。
このブレーキフルードですが、もちろん劣化します。
劣化したブレーキフルードはブレーキの効きに大きく影響するのです。
そのため、車検時に交換することがベストですがクーラント同様に安い車検業者ではブレーキフルードの交換さえも行わない所がたくさんあります。
車検整備の費用を抑えるということはブレーキフルードなどの交換を行わない危険性があります。
今ブレーキが効いているから大丈夫と、安心するのではなく必ず定期的に交換する事をおすすめします。
4.エアクリーナー
車はガソリンと空気の混合気を爆発させています。
そのためには空気を取り込む必要性があるのですが、空気をそのまま吸ってしまうと異物が混入してしまいます。
それを防止するのがエアクリーナーです。
エアクリーナーにはフィルターの役割がありますから、異物の混入を防いでくれます。
しかし!異物混入を防ぐということはエアクリーナーフィルターは汚れていきますよね?
エアコンのフィルターを想像してもらえるといいかもしれません。
数年使用したエアコンのフィルターはホコリまみれになっているはずです。
それと同じように、エアクリーナーも汚れていきます。
エアクリーナーが汚れると上手く空気を吸うことができないので、車のレスポンスに大きく影響するのです。
そのため、定期的なフィルターの交換をおすすめします。
エアクリーナーのフィルターは交換しわすれが多い部分でもあるので、もし交換したことがないのであればかなり汚れているので交換をおすすめします!
5.スパークプラグ
スパークプラグはガソリンと空気の混合気をエンジン内で爆発させる役目があります。
バチバチっと火花を飛ばして火種を与えている訳です。
このスパークプラグは数年で劣化しまう消耗品です。
スパークプラグが劣化すれば、点火不良が起こり加速などにも大きく影響します。
最悪エンジンがかからない事もあります。
そのため、定期的にスパークプラグは交換しましょう。
最近エンジンのかかりが悪いな?と思った時はスパークプラグが原因の可能性がありますので定期的に交換することで予防しましょう!
以上が忘れやすいメンテナンス箇所になりますが、他にもまだまだあります。
車検時にしっかり点検交換をすることで、不具合予防できるので車検を安くすませる事だけを考えるのだけは辞めておきましょう!!