さて今日はポルシェ911カレラSが新しく入庫したので、997世代の911によくあるACスイッチの交換を行いました。
エアコンの風量調整スイッチと温度調整スイッチがベトベトになり、剥げてしまうのがこの世代のものはよくあります。
こちらが剥げてしまったスイッチです。
塗装が違うのか、風量と温度のボタンのみがベトベトになります(笑)
中古車では物凄く多い現象ですが、こちらは社外パーツにて修理可能です。
交換方法はとても簡単なので、悩んでいる方はご自身で交換できますよ!
まず足元左右のこちらのもふもふをトルクスで外していきます。
ネジは1本です。
外すとナビ横のカバーを固定している2つのネジを外します。
手前に引っ張れば抜けます。
この時は爪を折らないように必ず車の前から後ろ側へ引っ張ります。
横じゃないですよ(笑)
ユニットは左右のアルミの金具で固定されているので押しながら引っ張ると取れます。
片方ずつやるのが、おすすめ!
後は細いトルクスで締まってるので、ネジを外していけばカバーのみが取れます。
カバーの後ろからちょちょいと取り外していけば後は交換!
はい!
綺麗になりましたね。
ポルシェ911のエアコンスイッチの交換は誰でもできますので、挑戦するのもありかもしれませんよ!
基盤だけ絶対に傷つけないようにしましょう。
今日は2台作業して終了しました。
結構な確率でエアコンスイッチはベトベトなので、ここは綺麗にしてお客さんに販売したいものです。
気になりますもんね(笑)
ちなみに今日入ってきた911は明日にでも公開します!