兵庫県のポルシェ専門店WONDER four AUTOMOTIVE（通称ワンフォア）です。
昨今、世界全体の物価上昇が問題となっており、贅沢品の車の価格も上昇傾向にありますが実際ポルシェは値上がりしているのでしょうか？
結論から申し上げますと、ポルシェの一部モデルは驚異的に価値が高まる国内外問わず需要が上がっております。
今回はポルシェ専門店が今後さらに値上がりするであろうモデルを予想し、皆様にシェアしていきたいと思います。
値上がりが期待できるモデル４選
今回は値上がりする可能性が高いと当社が判断した水冷モデルを大きく4つに分けてご紹介していきます。
限定モデルではなく、通常モデルでの予想となります。
１．ポルシェ911ターボ（997・991）
911ターボはポルシェの中でも最も代表的な知名度の高いモデルです。
その中でも997・991モデルは特に人気が高く、３年ほど前（2020年ごろ）までは特に仕入れに困ることもありませんでしたが、昨今では仕入れ自体が難しくなってきております。
価格も大きく上昇しているわけではないものの徐々に上昇してきております。（約100～200万程度）
（GT3の価格が急騰した影響も大きいと思います）
台数も少なく、仕入れも難しい状態の車両は今後大きく値上がりする可能性がありますので、今このモデルを所有している方は今後に期待できるといっても過言ではないでしょう。
2．ポルシェ911カレラ（991前期）
カレラ系はポルシェの中でも乗りやすいスポーツカーとして人気で、台数も比較的多く入手しやすいモデルではあります。
しかし991前期型のカレラに関しましては、自然吸気モデルということもありどんどん需要に対して中古車市場の供給が間に合わなくなっております。
後期型がダウンサイジングターボ化されたこともあり、自然吸気に強いこだわりを持つ方も増えてきており、ワンフォアでも前期モデルを探す方からの問い合わせが非常に多くなりました。
しかし、仕入れも難しくなったことからなかなか条件のいい車両がポンと出てくることはありません。
低走行の車両も少しづつ減ってきており、今後さらに人気は継続すると考えております。
今後は後期型よりも価格が高くなるのではないかと当店は予想しております。
3．ケイマンGT4（981・982）
ケイマンは少し前まで911の弟分と言われてきました。
しかしケイマンGT4の登場でその状況は一変し、911とは全く別物という認識が広まっております。
さらに現在価格は1200～という比較的購入しやすい価格帯出ることもあり、出品台数はほとんどありません。
ケイマンは現在リセールも非常によく、その中でも特に憧れの対象と化したGT4がございますので981型のGT4でもほとんど値落ちしておりません。
台数が極めて少なく、評価も高い、値段が落ちていないことから今後かなりの確率で価格上昇するのではないかと予想しております。
4．ケイマンS/GTS（981）
GT4までとはいきませんが、通常の981ケイマン/Sモデルも需要が高まったことにより徐々に価格が上昇しております。
人気でリセールもよく、かっこいい見た目からどんどん購入者が増えております。
実はこの981ケイマンもSやGTSを中心に価格が徐々に高騰してきております。
ケイマンではベースモデルとSモデルのパワー差が大きいためSモデルを探す方も多いのですが、スポーツクロノが装備されたモデルは販売店でもよく売れる商品であるため業者市場でも取り合い状態となっております。
徐々にケイマンの人気が911並になっておりますので、購入は早めに行うのがよいかと思います。
買うタイミングを待てば、買えなくなる
ポルシェに限らず、国内外から資産価値のある車両として認められたモデルは買うタイミングを待てば待つほど買えなくなることが大半です。
お客様の中でも、今買うと高いのではないか？もう少し待ったほうがいいのではないか？と悩まれる方も多くいらっしゃいますが、上がるときは一気に上がることのほうが多いです。
それは国外での需要の高まりから外国人の日本での買い占めが急増するためです。
そうなると状態の良いものはどんどんなくなり、価格は高いまま状態の悪いものだけが市場に出る問状況になります。
また、一気に上がってしまったものは価格が落ち着いても株式とは違い元の金額まで下がることはほとんど見られませんでした。
そういった経験から当社では、「買いたいと思った時が一番の買い時です」とお客様にお伝えしております。
その価格でも買いたいと思えるうちは幸せですが、予算を大きく上回ってしまったときはどうしようもありませんので、こういった回答をさせていただいております。
以上値上がりの期待できるポルシェでした～。
